ベガスの恋に勝つルール:WHAT HAPPENS IN VEGAS
キチンと計画を立ててから行動する堅い性格のキャリアウーマンのジョイ(キャメロン・ディアス)は、そんな性格が災いして弁護士の婚約者にフラれてしまい、失意のどん底に陥っていた。
こんな事ではいけないと、気分転換を図るために親友とラスベガスに行くが、そこで出会い意気投合した男性ジャック(アシュトン・カッチャー)と、酔った勢いでいつの間にか結婚してしまう。
翌朝酔いが醒めて正気に戻った二人は、結婚を無効にする事で意見が一致するが、ジャックがジョイのコインを投入したスロットマシンで300万ドルの大当たりを出し、今度はこのお金の所有権でもめてしまう。
300万ドルは自分のものだと裁判まで起した二人だったが、逆にふざけて結婚したと6ヶ月の結婚生活を強いられてしまう。
最終判決が自分に有利になるように、お互いに画策を始めるジョイとジャックだが・・・。
映画を観ていて、「ちょっとジャックさん、それはあんまりじゃありませんか」なんて思うシーンが初めのうちは有るけれども、この手のラブコメの王道で徐々に惹かれあっていく二人が何だか初々しい感じで好感が持てます。
ジャックは始めのうちは愛想は良いけどぐうたらで冴えない男として登場しますが、物語の後半になると誰とでも親しくなれる要領の良い、そこそこ格好良い男性になっています。
堅物キャリアウーマンの割にはどこか可愛げが有るジョイは、明るく陽気で勝ち気で人好きのする女性に描かれていて、キャメロン・ディアスの魅力がとても良く出ています。
冗談がすぎるところがありますけど、明るく笑える面白いアメリカ映画らしいラブコメです。
製 作 | 2008年 アメリカ |
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監 督 | トム・ヴォーン |
出演者 | キャメロン・ディアス アシュトン・カッチャー |
音 楽 | クリストフ・ベック |