バレンタインデー:VALENTINE'S DAY
日本ではバレンタインというと女性から男性にチョコレートを贈る日として定着しましたが、欧米では男性が愛する人に花を贈るのが一般的だとか・・・。
この映画はそんな愛を語るバレンタインデーを主題にした群像恋愛劇で、ハリウッドの豪華キャストが勢ぞろいしています。
バレンタインデーを過ごす人々を描いた群像劇ですから、あまりハッキリした筋書きというのがなく、場面がちょくちょく切り替わる映画ですけど、一応作品の中心になっているのはバレンタインデーで大忙しの花屋のリード(アシュトン・カッチャー)と、その恋人モーリー(ジェシカ・アルバ)です。
リードはバレンタインデーにモーリーに結婚を申し込む積りですが、キャリア志向のモーリーは新しいチャレンジをしたいと考えています。
そんなリードの昔ながらの友人で小学校の教師をしているジュリア(ジェニファー・ガーナー)と医師ハリソン(パトリック・デンプシー)のカップル、中西部の片田舎から出てきた純情な青年ジェイソン(トファー・グレイス)と、副業でテレフォン・セックスをしているリズ(アン・ハサウェイ)のカップルなどの話が主に展開されています。
また恋愛劇の真ん中にいる人以外でも、幼い少年や高校生カップルから老人までが登場して、バレンタインを機会にそれぞれの立場で愛を見つめ直しています。
主な出演者もシャーリー・マクレーン、ジュリア・ロバーツ、ジェイミー・フォックス、クイーン・ラティファ、ジェシカ・ビールなど主演級の人が多数出演していて、映画の内容は正直それ程すごいとは思いませんでしたが出演料は高そうな感じですね。
登場人物が誰もがみんなハッピーエンドかというとそれ程でもなかったし、新しい出会いもあまりなし。でも観終った後に何となく心が暖かくなるような作品です。
アメリカ人ってドライなようでいて、人と人の触れ合いを強く求めているみたいですね。
製 作 | 2010年 アメリカ |
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監 督 | ゲイリー・マーシャル |
出演者 | アシュトン・カッチャー ジェシカ・アルバ ジェシカ・ビール |
音 楽 | ジョン・デブニー |