個人教授:La Lecon particuliere/TENDER MOMENT
年上の女性に恋した学生の葛藤を描いたフランスの恋愛映画で、アラン・ドロンの奥さんだったナタリー・ドロンが主演しています。
エリート校の哲学科に在学中のオリビエ(ルノー・ヴェルレー)は、ふとしたきっかけで知りあった年上の女性フレデリク(ナタリー・ドロン)に心を奪われる。
何とかして彼女の心を捕らえたいオリビエはフレデリクの関心を惹こうとするが、フレデリクにはフォンタナ(ロベール・オッセン)という有名なレーサーの愛人がいた。
それでもフレデリクに愛を捧げるオリビエに、フレデリクの気持ちも揺れはじめ、バカンスに出かけたスキー場で再会した二人は結ばれてしまう。
二人の愛の日々が始まるが、ある日レースで海外に出ていたフォンタナが帰国してフレデリクの前に現れる。
何というかフランス映画ですね。熱病のように罹る恋の病の切なさ苦しさ甘さと、複雑で微妙な女心を巧みに描いた恋愛映画です。
私のこの作品に対するイメージは、窓に降りつける雨つぶと外を見つめているナタリー・ドロンなんですよね。
10代の終わりから20代の初めにかけて、年上の美しい女性にものすごく憧れる時代があって、多分管理人だけでなくそういう気持ちを持った男性って多いのではないかと思います。
この映画を観ると、そういうのって日本人だけじゃないんだよなと思います。
甘酸っぱい青春の味・・・と簡単に言って良いのかどうかは分かりませんけど。
フランス美人のナタリー・ドロン、実は管理人はそんなに好きなタイプの女優では有りませんけど、この映画のナタリー・ドロンの表情は良いですね。
製 作 | 1968年 フランス |
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監 督 | ミシェル・ボワロン |
出演者 | ナタリー・ドロン ルノー・ヴェルレー |
音 楽 | フランシス・レイ |