ミシェル・ルグランの主題曲が美しい青春映画「おもいでの夏」

第二次世界大戦中の1942年の夏、ニューイングランドの沖合いにある美しい島に疎開してきた15歳の少年ハーミー（ゲーリー・グライムス）は、島で出来た友人オシーとベンジーの二人とつるんで、女の子たちをモノにする事ばかりを考えている思春期を迎えたばかりの少年。

異性に対する関心が大きく膨らんでいるハーミーとオシー、ベンジーの悪友3人組は、小高い丘の上に建つ家で暮らす新婚の若夫婦をのぞき見て、思春期の少年らしい想像力を働かせている。

そんなある日、ハーミーは沢山の買い物を抱えて困っている女性を見て彼女の手助けをする。

その女性こそ丘の上に住む若妻ドロシー（ジェニファー・オニール）で、軍人として戦場に赴いた夫が留守の今は一人で暮らしていた。

美しく若い人妻を前にして、ハーミーはドキドキしてまともな受け答えも出来なかったが、ドロシーと知り合いになれた事で有頂天になる。

大人の階段を登りだしたハーミーは、悪友たちと女の子を映画館に誘ったり夜の浜辺で過ごしたりするものの、美しいドロシーの事が忘れられない。

そんな夏の日々が終わろうとする頃に・・・。

青春映画の名作ですね。今思い返しても胸がキュンとします。ミシェル・ルグランの主題曲も美しく心を打ちます。深夜放送で流れたこの曲を、買ったばかりのラジカセで録音したのを思い出すなぁ。

管理人はテアトル新宿でこの映画を観ましたけど、併映されていたのは何だったかな・・・。

キレイで優しい年上の女性への思慕。こんな青春、こんな思い出が欲しいものだと切に思いましたが、管理人には全く平凡な事しか起きませんでしたね。

しかしこういう思い出に残る名画を若かりし頃に観れたことは、管理人の宝ですね。

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