ミモラ -心のままに-:HUM DIL DE CHUKE SANAM / STRAIGHT FROM THE HEART
インドの元ミス・ワールド女優、アイシュワリヤー・ラーイがヒロインを演じた、インドの風習通りに両親に勧められた男性と結婚した女性が、イタリアから来た男性を忘れられずに彼を求めてイタリアまで行くというロマンス映画です。
前半は何となく思い描いていた明るいインド・ミュージカルで、後半はなかなか真剣な内容が展開されます。
インドの高名な古典声楽家パンディート(ヴィクラム・ゴーカレー)の娘ナンディニ(アイシュワリヤー・ラーイ)は、イタリアからパンディートの元にインド音楽を学びに来た陽気な青年サミル(サルマーン・カーン)と恋に落ちる。
しかし青年弁護士ヴァンラジ(アジャイ・デーヴガン)との縁談が持ち上がり、サミルとの仲を父に打ち明ける前に二人で抱きあうところを見咎められ、サミルは帰国を余儀なくされ、ナンディニはヴァンラジの元に嫁がされてしまう。
サミルを忘れる事が出来ないナンディニは元気をなくし、彼女の様子を心配した夫ヴァンラジに本当の気持ちを知られてしまう。
初めは動揺するヴァンラジだったが、ナンディニの純粋な気持ちを尊重して、二人でイタリアまでサミルを探しに行くことを決意する。
結婚が家と家との結びつきであり、親が決めた相手と結婚するのが一般的なインド社会の実情と、自由に恋愛をして結婚することが普通の先進国。
そういった価値観のせめぎあいがあり、映画のテーマもそういうところにあるため、インドの普通の人が観る映画で、これをまとめるのは難しいのではと思いましたが、流石にムリなく仕上げています。
管理人は欧米と違ってインドの文化や習慣には馴染みもないし、そういう国のロマンス映画というのはどうなんだろうと思っていましたが、普通に面白い映画でした。
何となくのイメージですけど、突然何の脈絡もなく踊りだす不思議な世界という印象のインド映画ですが、この映画はそういう場面もあまり違和感なく観られる映画です。
好きになった人と別れさせられたナンディニの悲嘆も、娘に良かれと思って結婚話を進めた両親の気持ちも分かるし、立派な男性ヴァンラジにも幸せになってほしい。
うん、なかなか良い映画でしたね。
3時間ちょいと随分と長い作品ですけど、あまり長さを感じずに楽しめる映画です。それと主演のアイシュワリヤー・ラーイがキレイです。
製 作 | 1999年 インド |
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監 督 | サンジャイ・リーラ・バンサーリー |
出演者 | アイシュワリヤー・ラーイ アジャイ・デーヴガン |
音 楽 | イスマーイール・ダルバール |