ある日どこかで:Somewhere in Time

ある日どこかで

SF・ホラー作家のリチャード・マシスン原作の小説を映画化した少し切ないファンタジィ・ロマンスです。

1972年、若手脚本家リチャード・コリアー(クリストファー・リーヴ)の元に一人の見知らぬ老婦人が現れて、「戻ってきて」と言う謎の言葉と共にリチャードに1つの懐中時計を手渡す。

その8年後、リチャードは通りかかったクラシック・ホテルに宿泊し、そこに飾ってあった昔の人気女優エリ-ズ・マッケナ(ジェーン・シーモア)の肖像画を見て彼女に一目惚れしてしまう。

リチャードはエリ-ズの事を調べ始め、以前彼に時計を渡した老婦人こそがエリ-ズで、しかも彼女は彼に時計を渡した年に亡くなったことを知る。

どうしても彼女に会いたいという考えにとりつかれたリチャードは、時間旅行の事を書いた大学教授に会いに出かける。



タイム・トラベルを主題にしたロマンスですけど、懐古趣味も混じっているし、変えられない運命というようなものも感じられて、美しく切ないラブ・ロマンスに仕上がっています。

主役のクリストファー・リーヴは、どうしてもスーパーマンのイメージが強いのですけど、この作品では叶わぬ恋に夢中になる青年を好演していて、ひょっとしたらこの作品が彼の代表作になってしまったかも知れません。

エリーズ役のジェーン・シーモアは管理人が何となく思うエリーズと少し雰囲気が違いますけど、華やかな雰囲気は大女優に似合っています。

原作小説もなかなか素敵な作品ですけど、映画は原作とは少し雰囲気が違いますね。根強いファンが多い作品です。


製 作 1980年 アメリカ
監 督 ヤノット・シュワルツ
出演者 クリストファー・リーヴ
ジェーン・シーモア
クリストファー・プラマー
音 楽 ジョン・バリー


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