セイフ ヘイヴン:SAFE HAVEN

セイフ ヘイヴン

夫からDVを受けていた女性ケイティ(ジュリアン・ハフ)は、ある雨の夜に家を飛び出し、隣人の手を借りて、姿を変え、ケイティを追う刑事の目を逃れて長距離バスに乗る。

ケイティがたどり着いたのは静かな港町。

森のなかにある寂れたコテージを借りて、ウェイトレスとして新しい生活をスタートさせたケイティは、最愛の妻を亡くし男手ひとつで2人の子どもを育てている雑貨店の店主アレックス(ジョシュ・デュアメル)と知り合う。

アレックスは女ひとりで暮らすケイティを気遣うが、夫のDVから逃れてきたケイティは素直にアレックスの親切を受け取れない。

そんなケイティにもっと素直になれとアドバイスをくれたのは、ケイティと親しくなった女性ジョー(コビー・スマルダーズ)で、ケイティはジョーの助言を聞き入れてアレックスと親しくなっていく。

ところがケイティを追う刑事がFAXした指名手配書をアレックスが目にしてしまい・・・。



いわゆるロマンス小説によくあるようなロマンチック・サスペンス風のメロドラマです。

妻を支配下に置こうとする夫から逃れて新天地で新しい生活を始めた美しい女性と、最愛の妻に先立たれ失意の中で暮らしていた男性との恋。

女を執拗に追う刑事。

物語が進むにつれいくつかの謎が明らかになっていき、最後に驚きのラストシーンが待っています。

このラストは正直言って賛否が分かれるところだと思いますが、私自身はB級のロマンス映画に波紋を与えたものとして面白く感じました。

あまり深く考えずに、ロマンス小説を読むみたいに気軽に楽しむには悪くない映画だと思います。


製 作 2013年 アメリカ
監 督 ラッセ・ハルストレム
出演者 ジュリアン・ハフ
ジョシュ・デュアメル
音 楽 デボラ・ルーリー

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