夫を亡くした妻のもとに届けられる亡き夫からのメッセージ「P.S. アイラヴユー」

最愛の夫を亡くして落ち込む妻を励ます、亡き夫から届けられるメッセージ。

そのメッセージにより徐々に立ち直っていく妻の姿と、夫への強い思いを描いた感動的な映画です。

最愛の夫ジェリー（ジェラルド・バトラー）が脳腫瘍で突然亡くなり、夫を失ったホリー（ヒラリー・スワンク）はジェリーの死を受け入れられず、部屋に閉じこもって悲嘆の日々をおくっていた。

そんなホリーの30歳の誕生日、家族や友人が彼女を励まそうと集まったところに、亡くなったジェリーから誕生祝いの言葉とホリーを励ますボイス・メールが届けられる。

この日を境にして、ホリーの元には消印のないジェリーからの手紙が様々な方法で届くようになり、彼女を最も良く理解している夫からの手紙やアドヴァイスを読むことで、気力をなくしていたホリーは徐々に生きる力を取り戻していく。

アイルランドの小説家セシリア・アハーンのベストセラー小説を映画化した、愛し合う夫婦の絆や、自分が死んだ後の妻を心配し気配りする夫の気持ちなどを描いた感動的な作品です。

女性が好きそうな映画と言う印象を受けます。

ジェリーとホリーが出会った思い出の場所アイルランド。ジュリーがホリーからのアドヴァイスで、再び出かけるアイルランドの情景がとても美しい。

配役が良くて、ヒラリー・スワンクが感情的で気が強いけど、内面は傷つきやすい女性を見事に演じ、ジェラルド・バトラーは明るく前向きな夫を格好良く演じています。

ジェラルド・バトラーは、どことなく野性的でセクシーな雰囲気もあって、彼の持ち味が上手く生かされていますね。

そしてこの映画のラスト・シーンも良いですねぇ。

生きる事は時には辛いけど、でも前を向いて生きようというメッセージに愛情を感じました。

少し落ち込んだ気分の時に勇気を貰えるお勧めの映画です。

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