小さな恋のメロディ:MELODY
イギリスの少年少女の恋を、1971年の当時としては少しはじけた感じで描いたラブ・ストーリー。本国では全く受けなかったらしいけど、日本ではビー・ジーズの曲と共に大ヒットしました。
因みに高校生だった管理人も有楽町の映画館に何度か足を運びました。(歳がバレるね)
中流家庭に育ち、大人しく内向的なダニエル(マーク・レスター)と、貧しい家庭に育ちながら、やんちゃないたずらっ子トム(ジャック・ワイルド)は、いつもつるんでいる11歳の親友同士。
ところがある日、ダニエルはバレエの練習をしている女の子メロディ(トレイシー・ハイド)を一目見て恋に落ちてしまう。
ダニエルはおずおずとメロディに話しかけ、一緒に学校から帰るようになったりするが、親友が女の子に夢中になった事がトムには面白くない。
ついつい二人をからかったり、ダニエルに意地悪をしたりする。(分かるなぁ、この心理)
でもダニエルとメロディが付き合っていることに大人たちが干渉してくると、トムは二人を助けようと奔走します。
懐かしいなぁ・・・。
11歳といえば小学生。その二人が結婚したいと言い出した時、それまでこんな映画を観たことがなかった管理人は純粋に感激しました。
小学生どころか、中学生になっても女子生徒と一緒にいたりすることが恥ずかしかったし、からかわれたりする時代でしたからね。
そしてラストシーンも当時としてはけっこう衝撃的でした。
思わず拍手したくなるようなラストシーンです。
未来に向かってトロッコを漕いでいる、何だか今から思えば明るい時代だったなぁと回顧します。
そして音楽も良かった。今でも映画のシーンを思い出すとビー・ジーズの「メロディ・フェア」が聞こえてくるような気がします。
製 作 | 1971年 イギリス |
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監 督 | ワリス・フセイン |
出演者 | マーク・レスター トレイシー・ハイド ジャック・ワイルド |
音 楽 | ビー・ジーズ クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング |