32歳の若さで夭逝したブリタニー・マーフィがアシュトン・カッチャーと共演したラブコメ「ジャスト・マリッジ」

裕福な家庭の娘と庶民の男性が一目惚れで結婚したものの、新婚旅行先でとんでもない事態になり大げんか、でもお互いを見つめ直して又一緒の道を歩むというラブコメディで、32歳の若さで夭逝したブリタニー・マーフィがとても可愛らしい映画です。

ラジオ局のリポーターをしているトム（アシュトン・カッチャー）と大富豪のお嬢さまサラ（ブリタニー・マーフィ）は大恋愛の末に結婚を決めるが、この身分違いの結婚をサラの家族は快く思っていない。

元カレで金持ちのやり手ビジネスマンのピーター（クリスチャン・ケイン）とサラが一緒になることを本当は願っている。

それでも何とか結婚した二人はヨーロッパに新婚旅行に出かけるが、育ちの違う二人の行動はすれ違うし、ハプニングの連続で何となくおかしな空気に・・・。

しかもそんな最中にピーターが新婚旅行先に現れると、お互いが罵り合う険悪な雰囲気になってしまう。

新婚旅行を切り上げて帰国した二人は反目し合い、サラは実家に戻るが、実際には二人とも心の整理が出来ていなかった。

基本に忠実で結構楽しめるラブ・コメディだと思います。

ただ宿泊先でのトムの行動は短気で思慮が足りず、TPOを弁えない間抜けに見えてしまいます。この場面は気になりました。

サラの家族は金持ちの傲慢さが目立つし、トムはあまりにも物を知らないおバカさん。

これじゃ上手くいかない結婚のような気がしますが、そこに希望を見出してしまって愛があれば何とかなるさと締めるのがハリウッドのラブコメの良いところでしょう。

しかしブリタニー・マーフィは、若いころのゴールディ・ホーンのような陽気な感じがする女優さんだったのに、若くして亡くなってしまい残念です。

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