魔法にかけられて:ENCHANTED
おとぎ話の世界の住人たちが現代ニューヨークに現れて巻き起こす騒動を描いた、ディズニーの楽しいロマンチック・ファンタジィです。
おとぎの国アンダレーシアの森の奥深くで動物たちと暮らす美しい娘ジゼル(エイミー・アダムス)は、憧れのエドワード王子(ジェームズ・マースデン)と運命の出会いを果たして結婚することになる。
しかしエドワード王子の継母で魔女のナリッサ女王(スーザン・サランドン)は、この結婚により自分の玉座が奪われる事を恐れて、ジゼルを騙し魔法の井戸の底へと突き落としてしまう。
ジゼルが落ちた井戸の底は「永遠の幸せ」など存在しない場所・・・すなわち現代のニューヨークでした。
ニューヨークにお姫様ファッションで現れ、何を言っても変人扱いされて、誰も救いの手を差し伸べてくれない中、ジゼルを自分のアパートに連れて行ってくれたのは弁護士のロバート(パトリック・デンプシー)とその娘モーガン(レイチェル・カヴィ)の親子。
初めはジゼルをうろんな目で見ていたロバートは、天真爛漫で人が良く優しいジゼルに惹かれ出すが、彼には結婚間近の婚約者がいた。
不思議に満ちたおとぎ話の世界から現実の世界に送り込まれたお姫様(これからなるところ)の恋と冒険を描いた、夢とユーモアに溢れたファンタジィです。
アニメと実写が合体した映画は今までにも作られていますけど、この作品はアニメの部分と実写の部分が別れるのが当然なだけに完成度が高い作品です。
主人公ジゼル役のエイミー・アダムスは少し年齢が行っている感じ(当時33歳だそうです)なのが難点ですけど、どこか正統派のディズニー・アニメのヒロインの雰囲気を漂わせ、知らない世界に送りこまれたのに能天気な事をしでかしたりして、そういうところがとても可愛いらしい。
ディズニー・アニメ特有の明るいミュージカル場面が楽しい作品ですね。
管理人はDVDで観ましたが、これは映画館で観たかった作品です。
製 作 | 2007年 アメリカ |
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監 督 | ケヴィン・リマ |
出演者 | エイミー・アダムス パトリック・デンプシー ジェームズ・マースデン スーザン・サランドン |
音 楽 | アラン・メンケン |