カクテル:COCKTAIL
トム・クルーズが一獲千金を夢見る若いバーテンダーを演じた青春映画です。
それ程特徴がある映画ではないと思いますけど、若い頃のトム・クルーズが輝いて見える作品で管理人は実は気に入っています。
100万ドル稼ぐ事を夢見る貧しい青年ブライアン(トム・クルーズ)は、軍隊を除隊後すぐにニューヨークに向かう。
手っ取り早く稼げそうなウォール街のビジネスマンになるつもりでいたのだが、学歴のない彼を雇う企業はなく、大学に通いながらバーテンダーのアルバイトを始める。
バーで出会った先輩のダグ(ブライアン・ブラウン)にカクテルの作り方を習いながら、アクロバティックな技を磨いていくうちに、二人のフレアバーテンディングは評判になり人気を集め始めるが・・・。
たんに上昇志向が強い若者というよりも、ともかく金持ちになって成り上がろうと奮闘するブライアンを演じたトム・クルーズの、はち切れんばかりの若さが魅力的です。
そんな野心的なブライアンと恋仲になるものの、彼の裏切りにあって傷つく画家志望の女性ジョーダン。彼女を演じたエリザベス・シューの可憐さも素敵です。
ブライアンは若い恋人ジョーダンよりも、年上の裕福なやり手実業家に取り入ったりしますが、結局は彼が望むような仕事を得ることは出来ません。
貧しい若者ブライアンが紆余曲折を経ながら、最後にはジョーダンとの真実の愛に目覚めるというストレートな恋愛映画で、管理人はこういう映画が大好きです。
製 作 | 1988年 アメリカ |
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監 督 | ロジャー・ドナルドソン |
出演者 | トム・クルーズ エリザベス・シュー ブライアン・ブラウン |
音 楽 | ピーター・ロビンソン |