ボディガード:THE BODYGUARD

ボディガード

2012年2月11日にホイットニー・ヒューストンが48歳の若さで突然死というニュースが飛び込んで来ました。

これから開催される今年のグラミー賞では6度のグラミー賞を受賞した彼女を悼む構成に急遽変えるとの事。洋楽をそれ程聴かない管理人にはホイットニー・ヒューストンというと映画「ボディガード」のスーパー・スター役がまず頭に浮かんできます。

大スター主演ということでヒットしましたが、巷の評価は今ひとつみたい。

でも管理人は映画自体なかなかのラブ・サスペンスだったと思います。

歌手として女優として絶大な人気を誇るスーパースター、レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の元に脅迫状が送りつけられ、更に彼女を狙った事件が発生した事で、敏腕ボディガードのフランク・ファーマー(ケヴィン・コスナー)が雇われることになる。

しかしレイチェルは常に彼女のそばにいるフランクを邪魔者扱いし、フランクも傲慢な態度のレイチェルに反感を抱いている。

そんな中で起こった事件でフランクに救われた事から、レイチェルは徐々にフランクを頼りにするようになり、フランクも傲慢な態度の裏にあるレイチェルの優しさや不安を感じ取って彼女に惹かれていく。

しかしレイチェルを狙う脅迫者の犯行は次第に激しさを増していき・・・。



黒人女性と白人男性のラブロマンスというのは、正直言ってハリウッド映画であまり見かけません。

人種問題が微妙な影を落としているんだと思いますけど、そういう事が関係してか管理人はある意味斬新な印象をこの作品から受けました。

基本が他愛のないラブ・ロマンスだと思えば充分に楽しめる作品です。

最初は反感を抱く二人がいつしか惹かれ合っていくというのは一番ポピュラーなパターンですし、この映画の二人はそんな雰囲気を上手く出していると思います。

タフなボディガードを演じるケヴィン・コスナーもなかなか渋くて格好良いですけど、やっぱりこの映画はホイットニー・ヒューストンのための映画。

主人公のレイチェル自体がホイットニー・ヒューストンそのものという印象です。劇中で彼女が歌う曲も迫力があって素晴らしいです。

しかし才能あるアーティストが薬物や麻薬、飲酒などにより寿命を縮めていくのは残念ですね。

ホイットニー・ヒューストンの死因は現時点ではハッキリしていませんが、やっぱり麻薬が身体を蝕んでいたのは事実なんだろうと推測します。

48歳の若さで亡くなった歌姫。謹んでご冥福をお祈り致します。


製 作 1992年 アメリカ
監 督 ミック・ジャクソン
出演者 ホイットニー・ヒューストン
ケヴィン・コスナー
音 楽 アラン・シルヴェストリ


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